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楽譜と歌詞コードと記号 ► 強弱記号を追加する

強弱記号(ppやmf等)は、その音符をどのように演奏するかを演奏者に伝えます。強弱記号は、楽譜に必要な補足をするものです。音符だけでは音の高さと長さの情報しか持っていませんから、どれだけの大きさで、またどのくらいのなめらかさで演奏されるかの指示が伝わりません。いわゆる伝統的な強弱記号(ppp:ピアニッシッシモからfff:フォルティシッシモ)は、強弱の情報(MIDIの用語でのベロシティやボリューム)を伝えますが、強弱記号には、そのフレーズをレガートで演奏するのか、あるいはスタッカートで演奏するのかというような演奏上のニュアンスを指示することも求められます。結局のところ強弱記号は、そのフレーズをどう解釈すべきかという作曲者の指示や要求を演奏者に伝えるのに使われるわけです。このような場合、「with majesty(荘厳に)」や「abrasively(あらあらしく)」などの「言葉」と組み合わせて使った方がより演奏者の想像力に強く訴えることができるでしょう。
2.
譜面ビューで、強弱記号ボタン をクリックします。
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